今思っていること

転職活動シーズン2の予感。

今の会社を辞める時は、何ていうか、「勝って辞めたい」と思っていたのよね。より良い場所に行くための経験値を積んで、一段上の世界へ!じゃあな現職!みたいな。

最初はそう強く思っていたし、割と最近まで、いや今もちょっとそう思っているんだけれど、現職に色々な意味でフィットしなくなってきたことを実感しつつあって、この状況で働き続けられるのか・・・?という不安が増してきたところです。

転職するかしないか以前に、転職活動はしてみても良いかな、そのために色々棚卸ししてみようかな、というのが今の状況。半年くらいかけて、ゆっくりと考えてみたい。

メンタルの不調

まさかこの会社でなるとは思っていなかったよね。人間関係じゃなくて仕事で。激務で体調を崩すというのは、投資銀行とかそういう世界の話だと思っていた節があって、まさか自分が当事者になるとは思っていなかった。

1回目は去年の夏。仕事が重なりすぎたあげく、仕事が回らなくなる前に自分がダウン。上司に仕事量の調整について相談を始めた矢先に、派手に体調を崩してGAME OVER. 水も飲めない胃腸炎になって、マジで干からびるかと思った。皮膚から水分がなくなったのを感じたよね。手がすごいカサカサになるのよ。

22時とか0時くらいまで常に働くのよね。そんな激務耐性ないのに。仕事も何がなんだか全然わからなかった。「矢先」って書いたけど、もうその時には、かなり末期も末期になっていたのよね。そういえば相談の1週間前に、過去一メンタルの調子を崩してしまったんだよね。え、そこから1週間も働いたの私?信じられない。

過去一メンタルを崩した夜が明けて、次の日は玄関先で電気もつけず、PCを膝に置いて床に座り込んで仕事をしていました。辛い夜を持ちこたえた自分を喜ばしく思うとともに、こんなに惨めで辛いこともないなって思っていた。

そこからは、とにかく無理をしすぎないように、自分>>>仕事くらいの優先順位で働くようになりました。

んで、また秋頃からバランスがおかしくなり始めるという。仕事に集中できない。仕事が多い。チームの誰よりも多い。量だけでは単純に比較はできないのだけれど、他のメンバーがとあるプロジェクトに集中できるよう、それ以外の業務がほぼ全部私のところに来たって感じ。やっても終わらない。終わらないことのストレスがやがて、終わらないことに対する諦観に変化していった。

何とかしようと模索してはいたけれど、結局全然変わらなかったかも。睡眠サイクルも壊れてしまって、とにかく早く目が覚める。睡眠サイクルを計測するととにかく浅い。疲れが全然取れていない。自律神経がバグって、オンとオフのスイッチが壊れてしまって、とにかく常に身体が緊張状態にあった。

春先に心療内科に行ったんだけど、まだこの時はマシで、「また何かあったら来てね」で終わったんだよね。それもあって、秋口~今年春先まで病院やカウンセリングにかかることは無かった。行く程のことじゃないって。今思えば行ってもよかったんだろうな。何で行かなかったんだろう。いつもだったらピューッと駆け込んじゃうのに。

今年の夏。とうとう仕事のパフォーマンスに問題が出た。結構大きな問題になった。それで会社に「少し休ませてほしい」と願い出て、休みをもらった。その間に心身の問題が解決することはなかったけれど、何が原因でこうなってしまったかを考える契機になって、まぁそこから2-3ヶ月くらいかけて、ゆっくりゆっくり回復しつつある状況。

その途中で回復に焦って、カウンセリングとかも行ったんだけど、面談を何回もぶっちして途中で終了。今思えば、解決を急ぎすぎていたんだよね。そこまで機が熟していないのに、無理に解決しようとしていて、心の大事なところを置き去りにしたまんまになっていた。まずは今の自分を受け止めてあげるべきだったのに。

回復しつつあるのは事実だけれど、まだ本調子ではないような気がする。でも眠れるようにはなったかも。

この時期は、諸事情あって自分の「辛い」という気持ちを認めることができなかった。

新卒1年目は職場の人間関係に悩んでいた。専ら私の物事の受け止め方に問題があったので(非常にナイーブだった)、カウンセラーと二人三脚で「今の私」を作り上げたのよね。疑似ポジティブな「仕事上の私」の仮面をかぶって、まぁ大半のことを上手くやってきたのだけれど、それが上手く行かなくなったのがこの1年の話。

だってさ、メンタルでパフォーマンスが左右されるなんて、職業人生で初めてだよ。仕事ってそういうものじゃないじゃん。やるかやらないかでしかないのに。

私生活への悪影響

「~したい」という切望とか渇望みたいな気持ちがほぼ皆無になってしまった。今は「~したくない」という気持ちしかない。何もしたくない。寝たい。眠れるようになりたい。マイナスをゼロに持っていくのがやっと、みたいな位置にずっといる感じ。睡眠はね、眠れるようにはなってきたよ。でもやっぱり、出社の日は十分に眠れなくて、消化不良な感じがしている。コロナ禍で職場が家から遠いところに移転したので、どうしても出社には時間がかかってしまう。早起きと帰宅に時間がかかることが結構負担になっている。電車に乗っている時間は嫌いではないけれど、職場が近ければやらなくて良い負担なので、ここは少し気になっている。出社それ自体は好き。やっぱり人と直接話したりできるのは楽しいし。

まずは眠れるようになろうと思っていて、それはできるようになってきた。そうしたら今は食欲が壊れてきた。めっちゃ食うの。お腹空いてないのに。幸いなことに、食欲は睡眠よりはコントロールできるっていう実感があるので、またダイエットを始めようと思う。ダイエットは楽しいんだよな。ゲームみたいで。

仕事への意識の変化

終わらない仕事に対する諦観が、燃え尽き症候群を引き起こしたと思っている。仕事に追われる状態が一番しんどい。量じゃないんだよな。その仕事以外にもやることがあるのに。そういう時ってパフォーマンスも落ち気味で、負のスパイラルに陥ってしまう。そういう時にどうするかみたいなのってネットに山程転がってるじゃん。分かってるのよ。分かってるけど、もう何も分かんないの。できないの。できないとか甘えもいいところじゃんとか思うんだけど、できないの。でもね、できない自分に焦りや悲しみを覚えたりもしないの。

中長期で物事を考えられなくなった。今まさに目の前にあるタスクをどうにかしないといけなくて。

今私ができなくなったことの大半は、これまでの私が自分の「売り」にしてきたこと。自他共に認める私の「良さ」で、誰からも評価され、私も難なくできて&やってて楽しくて、その結果、「信頼のおける仕事をしてくれる◯◯さん」という評判を確立してきたもの。それができなくなった。息を吸うようにできたこと。目をつぶっていたってできたこと。それができなくなった。そっか、だから楽しくないんだ、今。

仕事だから楽しくなくて当然、割り切って働こうと思ったことも何度もあった。でもできなかった。だって私は、できることなら楽しく働きたいから。

年齢のことを考える

この先のことをよく考えます。今の働き方は続けられないし、やっぱり私は、私の良いところを活かして働きたい。それがまったくできていない今の状況が苦しい。家と会社の往復、またはずっと家で仕事をしていて、こういう生活を3年、5年と続けていくことが怖い。無味乾燥した生活を送ることが怖い。ぶっちゃけ、私に足りないのは休養なんだよね。

現職でのこの先のことを考える

何で私が壊れているのか、上司は理解できないと思う。まぁ私も理解するまでに相当な時間がかかったけれど。そりゃ会社は学校でもないし、上司も親じゃないしさ。こんな自分がこの会社でサバイブしていける姿がまったく想像できない。ただ黙々と家と会社を往復し続ける自分が怖い。真っ直ぐ帰るの。疲れているから。何も見たくないし聞きたくもないから。

次やりたいことって何だろう

何だろうね。