なぜ今、転職を考え始めたのかを考えてみたい。「転職」という言葉が真意かどうかも自分ではわからない。
①休みたい
これ。何の気負いも不安もない休みが欲しい。最終出社日のあの感じをまた味わいたい。このうっすらとした不安、不調を抱えてこれからもやっていく自信が無い。どこかでリフレッシュして、気持ちも新たにして、また良い働き方ができるようになりたい。年末年始の休みも、もちろんリフレッシュにはなったけれど、それは完全ではなかった。本音を言うと、3ヶ月くらい休んで「休むのはもう嫌!」くらいな状態にしてから再始動したいんだよねぇ。退職金を貰って、次の職が決まっていれば、そういうこともできそう。
有給消化は多くても2週間になりそう。3週間は休みたいが難しそうだった。せめて2週間半。これは退職を申し出る日と交渉次第か。
今の会社で休むことは現実的か?と言えば、全然そうではない。今の会社で休むことは、戻ることが前提になるし、私の分のヘッドカウントを空けておく余裕はなさそうだったし、「前にやったメンタルが戻らないので休ませて」は2回目だし、今の上司だけじゃなくてスーパーバイザー的な先輩社員にも状況を説明しないといけない。それはとても負担。やりたいとは思えない。
それに、どう考えても、手持ちの全ての仕事を引き剥がして休みに入って、復帰後にはまた一から仕事をするとかにしないと回復できなさそう。
②仕事が楽しくなくなった
SNSのアレな自己紹介で知られている「面白きことなき世を...」ではないが、これまでの私は、どんな仕事も面白さを見出すようにしていた。最近は楽しくない。懐古厨ではないが、前は楽しかった。上司から割り振られた仕事を処理し、適切・適当な形に整え、納品する。そんな感じ。作業になってる?いや、作業を仕事に変えるのが仕事では?私は熱血キャラじゃないけど、仕事に魂が入っていない感じ?「いや、プロなんだし、どういう状況でもプロらしく働こうぜ」という心の声(というか以前の私の残骸)はあるのだけれど、楽しくなくて今に至る。
前は何で楽しかったんだろう。小さなチームで、密にコミュニケーションを取りながら働いていた。社内顧客との距離も近くて、自分が役に立っている実感があった。
最近は役に立っていない。言われた仕事を、つつがなくこなすだけ。それを役に立っていると評価することもできるだろうけど、何だか心にヒットしない。
まさか褒められたいの?いや違うでしょ。同僚との仕事上のコミュニケーションは激減している。テックジャイアントのオフィス回帰はよく分かる。
一応、役に立つという言葉には自分なりの定義がある。自分を高める・高めた自分を人の役に立てる、という意味。滅私奉公みたいなことではない。
③自己研鑽をしなくなった
勤め先の制度、仕組み、知ってると良いこと、優しい上司、仕事のストレスから、自己研鑽をしなくなった。自己研鑽とは、意識高い系ではなく、新しい機会を得るためのゼッケンでしかない。
この会社で働く、そして働き続けるゼッケンはもうあるから、この会社に最適化されつつある。それって現状維持のこと?
今回、転職を意識し始めたら、急に自己研鑽欲が湧いてきた。おい。
④回遊魚ライフを受け入れられない
勤め先はあまりにも大きく、まぁとにかく大きい。関連会社も山のようにあり、機会も山のようにある。上のポジションになりたい気持ちがないので、近接部署や関連会社を回遊魚のごとく泳ぎ回ることになりそう。回遊魚として、勤め先という海に骨を埋める決断ができない。いや、もしかすると今決めなくても良いとは思うんだけど。転職したら、違う海に行くことになるけど。
⑤ワークよりライフ重視。しかしワークも大事
ここ1年でメンタルを2回病んだ。仕事重視だったマインドが、かなりライフ重視になりました。5兆円あっても働きたいタイプではあるんだけど、しがみついてでもやったるぜ!的なマインドじゃなくなった。
前はね、その時の自分比で1.8倍負荷をかけたいって思ってたの。ストレッチゴール的な意味合いで。そんなこと考えてたら、思わぬ方向から刺されて壊れたよね。あはは。
自分史上いちばんの自分を更新したい気持ちに、自分が応えられていない。
⑥自分の良さ
私には、どこに行っても評価されるポイントがあって、それはきちんと自分の中で言語化できてるんだけど、最近それが発揮できていない。何だか、小手先の小賢しい感じがする。とにかく自分最優先。
自分をドライブできないんだよねぇ、最近。頑張れ自分、って口先だけで言うけど、本心はもう頑張りたくない無理イヤってなってる。
⑦じゃあ辞める?
もし私が〇〇を持っていたら→今辞めている
もし夏の賞与より退職金が多かったら→今辞めている。
この辺はまた深掘りしてみよう。
⑧次回の検討
・どういう働き方をしたいか。通勤時間、チームワークとかそういう面を考えてみる