自分と向き合う⑤

仕事に対するニーズについて考えてみたい。

機械的に仕事をすることが得意ではない。燃え尽き症候群の最中、自分の気持ちを殺して仕事をしようと考えたことがある。それなら仕事ができるんじゃないかって思って。仕事に集中できないのなら、せめて終わるまで働けばよいのでは?21時、22時まで働けるでしょう?と考えたこともある。

考えたけど実行には移さなかったし、移せなかった。それってほぼ自分を痛めつけるだけの行為じゃん、やめよやめよ、って。

  • Personal and Professional Developmentの実現
  • 楽しく働きたい

この2つに集約されるだろうか。

Personal and Professional Developmentの実現

同じことを繰り返すことが好きではない。集中力が持たないから。そして必ず間違えるから。毎年何か新しいことにチャレンジするのは、自分を飽きさせないため。だからちょっとストレッチな仕事が好き。でも完全新規だと不安。これまでの経験を軸足に、新しいことに取り組んできた。そういうスタイルが自分には合っていると思う。学ぶ過程が好き。ロールモデルのあの人みたいに、プロフェッショナルになっていきたいって思っている。

コロナ禍と様々な事情であまりできなかったのだけれど、平日夜に時々出かけたい。いつも疲れ果てて、途中下車もできずに家に帰ってしまったり、家から出たくなくてダラダラしてしまうことが多かったんだけど、本当は夜の外出が好き。ショッピングもカフェも、エンタメも。そういう生活が好き。

学ぶ過程が好きだから、developmentなんだよね。accomplishmentじゃなくて。私は、安定した環境でないと力が発揮できないタイプで、それこそ奨学金国民年金の学生期間の分の支払いを抱えていた時は、とにかく金銭的に不安で仕方なかった。それに気持ちが囚われてしまっていて。でも今はどっちもないし、そこそこ収入もあるから、まぁ一時のことかもしれないけど、安定はしている方だと思う。

それに、こないだ家族が亡くなって思ったのは、私が誰のことも考えず自分のことだけ考えていられるのは、今のごく短い期間だけなんだろうなって。そう思うと、今のこの期間にあれこれ詰め込んでおきたい気持ちもある。次の5年、10年を楽しく過ごす種まきをしなきゃなって。

楽しく働きたい

そりゃ楽はしたいけど、何より楽しく働きたいんだよね。楽しさを見出したい。それは仕事の内容や人とのコミュニケーションとか、色々なもので成り立っている。自分をすり減らしてまで社会や人に貢献したいとは思わない。Personal and Professional Developmentで何かを得ることができたのであれば、それを使って貢献できたらハッピーって感じ。まずはPersonal and Professional Developmentがあって、貢献は二の次。自分にできる方法で、自分を豊かにしたい。そういう願望がある。今の私は、仕事からもプライベートからも切り離されて、糸の切れた凧みたいにフヨフヨ漂っている。