最近読んだ本

「うつヌケ」をkindleで買いました。

 

陰鬱な気持ちで毎日を過ごしてた頃のことを思い出しました。

 

仕事もできない、容姿もひどい、おまけに嫌われている。

そんな自分が生きる意味とは、みたいなことをしょっちゅう考えていました。

 

毎朝鏡の前で「私は大丈夫私は大丈夫私は大丈夫…」と暗示をかけ、

往復の電車の中では、脳裏に浮かんでくる真っ黒くて固い脳みそ(と思われる物体)をひたすら溶かそうと試み(空想のくせにこれが全然溶けない)、

夜は布団の中で「寝なくちゃ寝なくちゃ寝なくちゃ…」とこれまた暗示をかける日々でした。

 

今では、「言った方」と「言われた方」の両方の気持ちを考えることができます。

「音楽性の違い(※比喩)」によって、そもそも同じ道は歩けなかったことも理解しています。

 

自分なりの落ち込んだときのリカバリ方法も身に着けました。

対人関係において、ある程度の自己開示も必要であることも知っています。

 

 

…とはいえ、当時の自分にかける言葉、無いんだよなぁ。

 

事態が好転したのは、(勝手に)環境が変わったことが最も大きい。

私には環境を変える力がなかったから。

 

そこからチャンスをつかみ取りにいったのは私の成果だけれど。