自分を過小評価することには定評があるので、これまでやってきたこと・これからやってみたいことについて努めて客観的に振り返ってみようと思った。
人事考課の資料や、たまに書いてる日記やメモ、そういったものを引っ張り出してみた。
こういう時の習いで、大体手を止めて読み込んでしまう。。今もそう。
私の社会人生活の始まりは、カウンセラー抜きでは語れない。心から感謝している。何でも話した。私は、家族と腹を割って話したことがないし、まして友人にもそこまで深い話をしたことがない。職場も、誰も信じられない。だから、初めて出てきた東京で、独りぼっちで、色々なことに折れそうだったけど「ここで折れたら行くところがない」って呪文のように唱えながら自分を奮い立たせていた。本当に、鏡の前で自分に言い聞かせたりしてた。まじで。
たまーに、キャリア相談もしたりした。今、カウンセラーのメモ書きを読み返している。私はどんな顔して、カウンセリングに行っていたんだろう。読みながらちょっと泣きそう。人事考課の評価より何より、カウンセラーのメモ書きが私の成長の証だ。ようやく、物事をポジティブに捉えられるようになった頃だ。
私は、その頃よりもずっと強くなった。固い殻を身に付けることが強さではなく、殻を一つ一つ外して、人に弱いところをさらけ出せることも強さだと知った。万人に好かれようとすることはやめた。他人の物差しで自分を測ることをやめた。そうやって、自分で自分を苦しめたって、良いことは一つもない。
転職活動、頑張ろう。どんな新しい、楽しいことが待っているんだろう。楽しみだ。