学部の4年間を過ごした街に行ってきた。マイナーアップデートはあったが、ほとんど変化がないように見えた。
何となく眠くてぼんやりとした、秋の昼下がり。
変わらないところを見たかったのか、変わったところを見たかったのかは正直よく分からないけれど、「帰る場所」が近くにあるっていうのは良いことだなと思った。帰っても誰も居ないけど。
学生の時のように、構内のカフェでカフェラテとスコーンをつつきながら、ノートにあれこれ書き連ねていた。
私は、ここで、ぼんやりと4年間を過ごした。将来のこととか1mmも考えてなかったし、色々なことが面倒で、億劫だった。
今自分が感じている、色々なことに対する面倒くさいとか億劫だなとかいう気持ちは、当時のそれに似ている(ような気がする)。
向かっている最中は、正直嫌なことばかり思い出していた。学内のカウンセリングルームの受付のおばちゃんに、私の予約を忘れられたこととか(余程トラウマになっていたのか、就職後に同様の事案が発生したとき、私は家出した。そしてやっぱりここに帰ってきてしまった。)。でも、いざ着いてみると、特に何の感想もなく。

相当疲れているんだろうなぁ。。でも、どうしていいかよく分からん。