Inside Out

冒頭、ヨロコビ(Joy)とカナシミ(Sadness)が行方不明になるところでもう泣いた。なぜなら、私自身の喜びや悲しみという感情も、しょっちゅう行方不明になるからだ。

決して、感情が無いわけじゃない。でも、悲しいとか辛いという感情を、心で理解することができない。体調不良という目に見える形にならないと、私は気付く事ができない。

いつも我慢を強いられていると思っている。どうして自分を苦しめる人に配慮しないといけないのか。どうして自分の可能性を狭める人に配慮しないといけないのか。最近はこういったイライラと闘っている。いつ如何なる時も、「職場の人間関係」が退職理由の上位に来るのも納得である。

インサイド・アウトというタイトルのとおり、ヨロコビとカナシミは表裏一体で、最終的には、周りのお荷物で何の価値もないと思われていたカナシミにも重要な役割があることが分った。ハッピーエンド。