2018-10-07

自分の仕事に関する基本書をやり直し始めた。いくつか理由があるのだけれど、一つ挙げるとすれば「自分の脳のキャパシティの限界が近づいてきているのを実感したから」。

個人差のあることとは承知の上だが、20代後半から、広範な分野を体系的に学ぶ力が年々落ちているのを実感している(まだアラサーなのに!)。それを何ていうのかよく分かっていないのだけれど、向き合う体力というか何というか、とにかくもうじき出来なくなる予感がしている。ていうか、実際、年々厳しいわけ、そういうことが。

もしかすると杞憂かもしれないけれど、そういう焦りもあって、今なら、今しか出来ないという、そんな気持ちになっている。

細かいものを見比べて整理するのは私の得意なことではあるけれど、こないだ書いたとおりかなり身を削るうえに、それを今後もやり続けるとなるとまじで寿命が削れていってしまうので、そういうことにならないよう、も少しきちんと知的な技術力を磨きたいと思ったわけ。

あとは、何か急に楽しくなったから。連休中の課題図書にしてた300頁の本、1.5日で読み終わった。再読するから細かい注釈なんかは飛ばしたけれど、「あー良いもの読んだ。面白かった。」って読後にしみじみ思った。どうして学生の頃、そんなふうに向き合えなかったんだろう。ただ、そんな本でも面白くない部分もあったので、まぁ総じてそんな感想だったということで。

ここに来てこんなに面白くなった理由としては、働き始めてから、自分の学んできたそれがどんなふうに社会で動いているのかとか、そういうことが分かってきたから。何か新卒みたいなこと言ってんなって感じだけれど、ほんとここに来て今までの表層的な関わり方では太刀打ちできないと実感し始めたわけで。

そして私の物事に対するファーストアクションは常に「勉強」なので、まぁ、何ていうか今とても波に乗ってる。今ならやれるっていう謎の確信がある。ストレングスファインダーも、learnerの傾向が強いので。強すぎてバランスが取れないこともよくあったけど、近年それも是正されてきている。

いや、ほんとに楽しい。何でか分かんないけど。目標見つけると一直線に頑張れる性格でよかった。