レポートの書き方(主に反省点)

ようやくドラフトが完成しました。

といっても、ひとに見せられる程度のきれいなドラフトではなく、一応、最初から最後までロジックを整備できたという程度ではありますが。

 

思っていたより仕上げるのに苦労したので、今後のためにtipsを備忘的に記録を残しておきたいと思います。あくまで個人の見解です。

思い付いた順で書いています。

 

1.大学生の時のようには書けないこと

大学生の頃、期末レポートは締切の2週間前から着手するのが通常だったのですが、社会人の今、2週間前から始めた場合は最悪死に至ることが分かりました。1ヶ月以上前から課題が出されることの意味がよく分かりました。

まずは提出日と提出日までに大きな仕事がないかを確認してから、スケジュールを引き始めました。1か月で作成することを目標に、おおよそ1-2週目:課題設定と資料集め、メモ作成、2-3週目:ひたすら書く、3-4週目:ブラッシュアップというスケジュールを組んでいました。忙しくない時期は平日も取り組めるのですが、忙しい時期は平日は諦めて、土日に集中して取り組みました。

 

2.設計図をしっかりと

先行研究レビューが中途半端だったので、内容がしまらないという事案が発生。。課題を読み込んで正確に把握して、授業のプリントを眺めつつ資料集め。どういったアウトプットが求められているのかを確認し、完成までの大まかなイメージを作る。なぜなら途中で間違いに気付いてもやり直す時間がないから。。とはいえこの時は結局やり直しましたが、かなり焦りました。それと、文献集めは休日にしかできません。。平日は読みたい文献をリストアップするくらいで終わりました。

 

3.そもそもレポートってなんだ

ついこの間まで学生だったのに、もう忘れたのか・・・。何を書くことが求められているのか、問題設定は適切か、新規性はどうなのか、など、与えられた課題を丁寧に読み解くところから始まりました。学部生の頃に読んだレポートの書き方みたいな本、あの頃は全然腹落ちしなかったのに、社会人の今読み直したら、かなり腹落ちしました。あーそうやって書くのね、みたいな。なぜ今更。。

 

4.客観的な目で見る

途中、「何だか似たような話が頻出してるけど、ロジックのどこが変なのか分からない…」という状態に2度陥りました。何度読んでも分かりませんでした。

結局、2-Upで印刷して赤ペンと青ペン持って文章と行きつ戻りつにらめっこした結果、事なきを得ました。人に見てもらうことはできないので、wordのフォントを変えたり、表示設定を変えたり印刷したりとか、色々やりました。

[後日加筆] 修論の追い込みの時期は、50頁くらいの文書を毎日何度も何度も繰り返し繰り返し読み直しては手を入れていました。この結果、長い文書を繰り返し読む体力が付き、そのついでに、複数の文書を並行して確認しながら変なところをすぐに見つけるのが上手くなりました。

 

5.朝や昼の10分は、夜中の1時間に相当する

レポートの進み具合が、ということです。夜中、栄養ドリンクでドーピングしつつやっても、出ないものは出ません。「長いものを書く時は、集中切らさないように一定時間机に向かっていないといけない」という固定観念があったようです。

ところが、朝出社する前や、始業前、お昼休みの10分20分で書いた内容がかなり良いんですね、夜中に作ったものに比べて。

 

6.夜1時間長く起きることによる利益<朝1時間早く起きることによる利益、言い換えるならば夜1時間長く起きている辛さ≒朝1時間早く起きる辛さ

8時間は寝たい派なので、夜更かしも辛ければ早起きも辛いのです。朝は1分でも長く寝ていたいということで、夜なんとか1時間起きていることにしていたのですが、これはこれで朝に差し支えるんですね。それでも、早起きするよりは断然自分に合ってると思っていました。

でも、5.のとおり、朝の進み具合が夜中の10倍近かったので、認識を改めて、「同じように無理するなら早起きした方が断然マシ」という結論になりまして、20-30分早起きしてPCを叩くようにしています。でもやっぱり1分1秒でも長く寝ていたいので。

反対に夜は、なるべく朝や昼につくったメモを文章におこすだけにしています。

 

7.自分で問題設定することは大変

大変でした。設定した内容が適切かどうか、既に言い尽くされた議論ではないか、など、自分で検証しないといけないし。学生の頃よりも、どういった問いを立てるかについてじっくり考えていたような気がします。

 

8.記憶力には限界がある

これレポートに使えそう!と思っても、読み進めるうちに確実に忘れます。そう思ったことすら忘れます。wordにメモすることもあったのですが、自分の脳みそのキャパシティの少なさを鑑みて、中くらいのサイズのふせんを購入して気になる箇所をメモして机に貼りました。手書きだし紙幅も少ないのでキーワードくらいしか書けないのが、私にはよかったみたいです。キーワードとページ番号だけ書いてれば、とりあえず何のことか後でトレースできるし。

 

とりあえず、この辺まで。